この記事はこんな人の悩みに向けて書いています 。
- ゴルフの保険について知っておきたい。
- そもそも保険が必要かどうかの判断する情報がほしい。
ゴルフプレー中に不幸に見舞われないためにも、事前知識としてぜひ参考にしていただけると幸いです。
ゴルフで保険が必要になるケースをいくつか紹介します。
【怪我の可能性】
ゴルフは走ったり他人との接触がないスポーツですが、怪我の可能性はゼロではありません。
代表的なものは
自分が打った打球が他人にぶつかってしまうこと。あるいは他人が打った打球が直撃してしまう事故。
※ゴルフ保険で検索すると、後続組が前組に対して打ち込んでしまう事故があげられますが、
後続組が飛び過ぎによる打ち込み事故よりも、ティーショットを左右に曲げ、隣のコースに打ち込んでしまうほうがはるかに可能性が高いです。
高所から滑落する怪我、池に落ちたりしてしまう事故。
また、金属の棒であるクラブを振り回すという特性上、素振り中に他の同伴者を怪我させてしまう事故。
上記のような事故だけでなく、屋外で行うスポーツの特性上、
夏場の熱中症、冬の心筋梗塞など、ゴルフ中に何らかの疾患を起こし病院に運ばれることも珍しくはありません。
カートを自分で運転する場合、アクセルとブレーキを間違え轢いてしまう、あるいは轢かれててしまう可能性も あります。
【ゴルフ用品の破損・盗難】
ゴルフクラブはスイートエリアから外れるとテコの原理でシャフトが折れる場合があります。
ホーゼルやソケットの部分は大変弱く、この部分に当たってしまっても折れやすくなります。
特に初心者はこの部分に当たりやすい傾向があります。
また、ベテランやアスリートゴルファーなどは
クラブを新調する機会が多い以上、盗難のリスクは初心者よりも上がります。
競技に参加する人はホールインワン・アルバトロス費用も無視できません。
【保険の種類】
ゴルフ保険
※東京海上、楽天損保、ソニー損保、チューリッヒ保険など
ワンコイン保険
※ドコモワンタイム保険など
また、ゴルフの事はゴルフ保険からしか支払われない、というわけではありません。
火災保険・家財保険・自動車保険・傷害保険
これらの保険で「個人賠償責任」の補償があった場合、ゴルフ保険に加入しなくていい可能性があります。
「損害賠償」と「携行品損害」の補償は、既に加入されている火災保険や自動車保険で代用できることがあります。
しかし、もし仮に火災保険などで賠償責任の特約が付いていた場合、ゴルフ保険の賠償責任の補償は無駄になってしまうことがあります。
(保険金を複数の保険会社から受け取ることは詐欺罪になってしまうため、保険会社が調査します)
自分がすでに入っている保険が何に該当するのか、またどこがカバーできていないのかをよく確認する必要があります。
【結論】
保険の考え方として「発生確率は低いけど発生した時の損失が大きいもの」というものがあります。
世の中には色々な保険の種類があるため、保険の加入は必要最小限に留めるべきです。
しかし、ここに書いた通りゴルファーにとって保険の加入は自他を守るためにも必要なものです。
安全かつ楽しくプレーするためにも、自分のプレー頻度やスタイルを考慮し、
「1日だけ」「年間契約」「既存保険の転用」のいずれかを検討してみてください。