これからゴルフを始めるにあたり、最初に揃えるものといえば、何といってもクラブです。
しかし、初めてクラブを選ぶとき、その種類やメーカー、素材などあまりの多さに戸惑うことも少なくありません。
クラブ選びは大きな出費が伴うもの、慎重に選びたい気持ちになりますよね
そこで、本記事では、初心者でも迷わずにクラブ選びができるように、おすすめのクラブの種類や選び方、厳選するポイントなどを解説します。
また、中古クラブの選び方についても詳しくお伝えします。
ぜひ、この記事を参考にして、ゴルフライフを楽しんでください
クラブの種類について
クラブの種類は大きく分けて5つあります。
・ドライバー(一番飛距離が出るクラブ)
・フェアウェイウッド、ユーティリティー(ドライバーの次に飛距離が出るクラブ)
・アイアン(距離を正確に狙うときに使うクラブ)
・ウェッジ(グリーン周りやバンカー脱出で使うクラブ)
・パター(グリーンで使うクラブ。グリーン上ではパター以外のクラブは使用禁止です)
コースに持っていく事ができるクラブの最大本数は14本です。
ところが1日ですべてのクラブをコースで使うことは滅多にありません。
そして練習する時間は限られています。
プロでも無い限り、すべてのクラブの精度を上げていくのは困難な道です。
ゴルフ練習場にフルセット持っていくのもアリですが
身軽なほうが練習場に足が向かいやすく習慣化しやすくなります。
これらの理由から、下記の3条件を兼ねているクラブを厳選してご紹介します。
①コースでの使用頻度が高い
②扱いやすく結果が出やすい
③練習場で軸になる
初心者におすすめなクラブを厳選
結論からお伝えするとドライバーを除く4種類をそれぞれ1本ずつです。
・フェアウェイウッド(7番ウッド)
・ユーティリティー(25度~27度)
・アイアン(9番アイアン)
・ウェッジ(ロフト角52度)
・パター(マレット)
順番に解説します。
【ドライバーを除く理由】
ゴルフと言えば一番イメージしやすいのがドライバーでしょう。
豪快かつ飛距離が一番出るドライバーショットはゴルフの華と言っても過言ではありません。
ところがすべてのクラブの中で一番長く、大きく、ボールをティーアップして打つため、少し練習が必要です。
ゴルフ上達を一番妨げてしまうのは「飛ばしたい欲」によってバランスが崩れてしまうこと。
日本のコースの特徴として、ティーショット(ホールで最初に打つショット)に求められる飛距離は180ヤードとされています。
この距離をコンスタントに出すことができるようになるとスコアがみるみる縮みます。この距離を優しく打つことができるクラブはフェアウェイウッドとユーティリティーです。
ドライバーを除く4種類で初心者に優しいロフト角・種類というものがあります。
※フェアウェイウッドとユーティリティーは個々の相性があります。実際に試打してみて気持ちよくスイングできるものであればどちらでも大丈夫です。
・フェアウェイウッド(7番)or ユーティリティー(6番)(24度~27度)
7番ウッドも6番ユーティリティも平均飛距離は、男性であれば180ヤード、女性であれば100ヤードほど。
・アイアン(9番アイアン)
9番アイアンの目安は男性で110~130ヤード、女性で60~80ヤードです
・ウェッジ(ロフト角56度)
グリーンまで100ヤード以内orバンカーで使います。
・パター(ピンorマレット)
※ピン型もマレット型もパターの形状のことを指します。こちらも個々の相性がありますので、試打してみて気持ちよく打てるものであれば大丈夫です。
以上の4本があればコースを回ることができます。
野球であればセンターライン(キャッチャー、ピッチャー、ショートセカンド、センターを結ぶラインのこと)をまず強化することが守備力を向上します。
これと同じく、一番使う&一番使いやすいクラブをそろえることが
今後のゴルフライフの充実に繋がります。
クラブ選びに役立つ情報サイト・店舗
ゴルフクラブは中古市場も充実しており、オンラインでも購入することができます。
ですが、選ぶ際の注意点とポイントがあります。
中古クラブを購入する場合、新品のクラブよりもお得に手に入れることができます。
しかし、注意しなければ、思わぬトラブルに見舞われることがあります。
中古クラブを購入する際は、信頼できるショップや個人売買サイトを選ぶことが重要です。
信頼できるショップや個人売買サイトであれば、商品の状態や詳細な説明が記載されていることが多いため、クラブの状態や仕様を確認することができます。
クラブのフェースやシャフトに大きな傷や汚れがある場合は避けましょう。また、グリップが摩耗していたり、劣化している場合は、交換が必要になることがあります。
さらに、クラブの仕様を確認することも大切です。クラブの長さやフレックスなどは、自分に合ったものを選ぶことが必要です。
特に、シャフトの硬さには注意が必要で、硬すぎるシャフトを使ってしまうと、思うように飛ばすことができない場合があります。
シャフトの硬さはアルファベットのRやS、Xなどの表記がされることが一般的です。(レディースの場合はLという表記もあります)
L→R→S→Xの順でシャフトが硬く、重たくなってきます。
初心者はシャフトが柔らかいほうが扱いやすく飛びやすいクラブのため、
女性であればL、男性であればRを選ぶと良いです。
最後に、中古クラブの価格についても注意が必要です。
新品よりも安く手に入れることができるため、ついつい安いものを選んでしまいがちですが、安すぎる場合は古すぎる・偽物・傷物である可能性があります。クラブの元値から大きく離れすぎていないか、相場をみながら安全な価格帯を把握しておくことが大切です。
中古クラブでも良いクラブがあるため、しっかりと注意点を把握して、自分に合ったクラブを選ぶことが大切です。
まとめ
ゴルフ初心者がクラブ選びに悩むことはよくあります。
クラブは最初から全てを揃える必要はありません。最低限必要なクラブを揃え、練習を重ねながら必要に応じて揃えていくこともできます。
すべてのクラブを一気に使いこなそうとすると上達が遅れたり、ゴルフを楽しめなくなってしまうことがあります。
初めてのクラブ選びで迷ってしまったら、ゴルフショップやゴルフ場のプロショップに相談してみると良いでしょう。
クラブ選びは初めての人にとっては難しいものですが、自分のゴルフスタイルや目的に合わせて選ぶことが大切です。